◆◆◆ 『新月の夜が明けるとき』刊行記念 ◆◆◆
  
クルド写真展、ビデオ上映、ブックフェア開催

開催場所:書泉グランデ(神田神保町)4F
       tel.03-3295-0011
      

開催期間:2003年12月20日〜2004年1月末

中島由佳利著『新月の夜が明けるとき』の刊行にあわせて、書泉グランデ店内にて、著者がクルディスタンで撮影したビデオの上映、「クルディスタン&日本友好協会」関係資料の展示、フォトグラファー松浦範子さん(『クルディスタンを訪ねて』著者)の写真展示などが行なわれます。ぜひご来訪ください。

中島由佳利/著

『新月の夜が明けるとき
 北クルディスタンの人びと

新泉社 2003年12月刊
定価2200円+税 ISBN4-7877-0312-9
四六判上製 320頁

日本にもトルコ南東部(北クルディスタン)出身のクルド人難民が大勢やって来ている。難民として認定されず、入国管理局に収監され、強制送還の憂き目に遭う人びとの背景にある知られざるトルコの現実とはbb?
在日クルド人のサポートに関わり続ける気鋭のノンフィクション・ライターが、豊富な現地取材からクルド問題の本質に肉迫したルポルタージュ。

推薦のことば 鎌田 慧氏(ルポライター)
絨毯に魅せられてトルコを旅しているうちに、著者はトルコ兵士や警官に迫害され、虐待されているクルド人の現実から目をそらせなくなる。彼らとの交流を通じて、怒りと悲しみを共有し、伝えようとする情熱によって書かれた作品である。いま、トルコでのクルド人問題が、日本のなかのクルド人問題として浮かび上がっている。わたしたちは、いつまで、政治亡命を希望するクルド人を、トルコに強制送還させて平気な、無知で傲慢な「難民鎖国」の住民でありつづけるのか。

||姉妹本||

『クルディスタンを訪ねて−トルコに暮らす国なき民』
新泉社 2003年3月刊
定価2300円+税 ISBN4-7877-0300-5
A5判変型上製 312頁

著者のコメント
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/yomimono3.html

書評再録、記事・インタビュー、読者からの声
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/shohyo1701.html

「日刊ベリタ」スライドショー「クルディスタン」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/memo8.html

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